1947-12-03 第1回国会 衆議院 厚生委員会 第36号
日程第十三につきまして、全國六百萬人の海外引揚同胞に對し政府は、何ら應急恆久の對策を講ぜず、國會における各大臣の答辯も誠意の見るべきものがない、茨城縣下四萬五千の引揚者の代表は、次の決議をした、よつて滿足なる解決を與えられたい。一、戰爭犠牲は全國民均しく平等公正に負擔すること。
日程第十三につきまして、全國六百萬人の海外引揚同胞に對し政府は、何ら應急恆久の對策を講ぜず、國會における各大臣の答辯も誠意の見るべきものがない、茨城縣下四萬五千の引揚者の代表は、次の決議をした、よつて滿足なる解決を與えられたい。一、戰爭犠牲は全國民均しく平等公正に負擔すること。
先はど小島委員が本委員會から調査にまいつて滿足することができ得ないという言葉をもつて言い現わしたのはすなわれそれであります。しかもはなはだしきに至りましては、取調中に三島に配給すべき砂糖がトラツクに一ぱい積んであつた。二十四貫俵、四十俵を積んであつた。ところが大仁から三島に出る途中においてその砂糖が行方不明になつておる。
○丹羽五郎君 私はさような貧弱な答辯によつて滿足をいたしません。併し時間の都合もありますから、これは後日に保留して、よくこれを延さなければならん理由を得心の行くように、私はすべての事例によつて御説明を申上げて、私はお教えをいたしたい。かように考えておりますから、この問題はこれで保留をいたしましよう。
今後の問題でありますが、今後の問題としましては、むしろこの擔保というようなものは十分考慮いたし、そして先方のいろいろな要求については、こちらは國際信託證書の條項によつて滿足がいくように處理したいと考えておるのであります。なお今後日本の外債につきましては、戰前でございますが戰前までは一囘の不拂もしないで、國際の信用を高めてまいつておつたのであります。
○中野(四)委員 キリスト教信者であり、人格高潔自他ともに許す片山總理大臣の明確なる答辯を承つて滿足する者ではありますが、私のお問い申し上げた點に、もしお聽き漏らしがあり、私が言い損つたなれば、さらに訂正をいたしますが、西尾君の言われましたのは、場合によれば内閣侮辱というような建前において、内閣連署連名をもつてこれを訴えるつもりがあるということを言われたのでありまして、ただいまのお答えによりますれば
政府より準備不足その他によつて滿足のいく囘答を得られなかつたことを遺憾とするものでございますが、勞働省が設置されましたならば、この問題は第一番に取上げて、勞働大臣の重要なる使命としてやつていただかんことを私は希望いたしまして、なおいろいろ質問がございますが、先ほど委員會の申合せもございますので、残餘の問題は全部今後開かれますところの勞働委員會を通じて質問したいと思います。